● 安原 章浩 (やすはら あきひろ)
岡山県出身
岡山大学大学院 医学博士
岡山大学病院 腎臓・糖尿病・内分泌内科 医員
大阪厚生年金病院 内科 医員
関西電力病院 腎臓内科 副部長
公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構
倉敷中央病院 糖尿病内科 部長
香川県済生会病院 糖尿病内科 部長
■ 専門医資格
日本糖尿病学会専門医
日本糖尿病学会研修指導医※
日本腎臓学会腎臓専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本病態栄養学会専門医
日本透析医学会専門医
日本医師会認定産業医
(※ 糖尿病専門医を育成指導する資格です。)
● スタッフの資格
日本糖尿病療養指導士(CDE-J) 看護師2名、管理栄養士1名
埼玉県糖尿病療養指導士(CDEL) 看護師2名
で診察に当たっております。
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日本糖尿病学会糖尿病専門医
安原 章浩
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2023年9月、東坂戸クリニックの院長を引き継ぎました安原章浩(やすはらあきひろ)と申します。
前院長の秋山悟先生は糖尿病専門医として30年以上糖尿病診療にあたって来られました。その伝統を受け継ぎ、さらに発展してゆけるよう努めて参りますので、スタッフ共々今後ともよろしくお願い申し上げます。
私は、糖尿病専門医のみならず、糖尿病専門医を育成指導できる糖尿病研修指導医の資格も取得させていただいております。糖尿病療養指導士の資格をもつ看護師、管理栄養士とともに、これまで以上に質の高い医療を提供して参ります。
糖尿病(ダイアベティス:Diabetes)の治療はこの10年で目覚ましく進歩し、多彩な治療薬が使えるようになりました。年齢や各人によって目標設定は異なりますので、患者さまとの対話を通じて、食事療法、運動療法の振り返りアドバイスを実施し、専門的な見地から最適な治療を確立してゆきます。昨今では、フリースタイルリブレ等のデバイスを使用しながら、低血糖を可能な限りゼロにし、食後のグルコーススパイクを抑え、正常血糖を目指すことが可能となっております。
また、細小血管合併症(神経障害、網膜症、腎症)のみならず、大血管障害(心疾患、脳血管疾患、下肢動脈硬化性疾患など)についても積極的に予防、管理、治療を推進して参ります。膵癌を始めとする悪性疾患の早期発見にも注力し、これまで当院では行えていなかったエコー検査を導入してゆく方針です。
病態栄養専門医を取得しておりますので、管理栄養士とともに質の高い栄養相談を提供してゆきたいと考えております。カーボカウントを導入し、1型糖尿病のインスリン治療の自由度、達成度をあげたいと考えております。将来的には、当院でもインスリンポンプ療法を外来導入できるように整備を進めて参ります。2型糖尿病患者さんにおいても、糖質量をご自身で把握し、自己管理していただけるよう指導してゆきたいと考えております。
大阪厚生年金病院、清野裕総長がおられます関西電力病院では、腎臓専門医、指導医、透析専門医として保存期腎不全の管理、透析導入遅延のみならず、腎生検や透析導入、腹膜透析を経験して参りました。透析導入を一人でも減らしたいと考えており、尿異常、アルブミン尿、eGFRの低下速度に着目し、早期から腎臓が悪くならないような取り組みをして参ります。
睡眠の質も重要であると考え、睡眠薬についてのアドバイス、処方も行えます。自宅での簡易無呼吸検査を実施できますし、重症例ではCPAP導入も可能となりました。
全スタッフにより診療の質を向上するとともに、患者さんの待ち時間短縮も日々追及してゆきたいと考えておりますので、これまで以上に皆様のお役に立てましたら幸いに存じます。よろしくお願い申し上げます。
東坂戸クリニック 院長 安原 章浩
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